ラウンドファスナーの長財布を作って見た(その1)


三方ファスナーとも言う周り三辺がファスナーになったサイフ。以前から作ってみたいと思っていたものの、かなり難しそうだったのでずっとためらっていました。特にこのファスナーが曲者で、よれたりズレたりせず均等につけなければならない上に最後の最後、完成一歩手前にやることになるので、失敗したらすべて白紙。

そんなことなので、慎重に作り方や工程を何度も考えて半分ダメ元でトライしてみました。自分で言うのもナンですが細かい手直しはあるけど 予想以上に上手く作れ、こんな感じで進めて見ようかと…思ったのが第一印象。

しばらく使ってみたところ。気になるか?気にするか?

例外もあると思いますがこのタイプの札入れは内部の作りがだいたい同じで、開けると中央にファスナーのコイン入れ、両サイド本体側にカード入れ付いたレイアウトになっています。
今回作った札入れのレイアウトは本体側手前にコイン入れ奥の本体側にカード入れ二段にしています。カード入れは横にずらして並べるタイプで手前を少し下げてカードを見やすくしています。
ファスナーもチョイ斜めにして一番手前に配置しています。

このカードの並び方は見やすく出しやすいのでなかなか良いのですが、厚みがすごく出るのが欠点で中央部では5枚すべてが重なってしまいます。
ヌメ革はあまり薄く出来ないし、どのみちポケットに入れるのは無理なので個人的にはさほど気になりませんが、一般としてはこの厚みが気にするところかも?です。

自分としては「気にするかも?」が気になる所で、どんな感じになるかとりあえず作ってみることにします。
仕様は横並びで三段カードポケットを2列。これだとカードの重なりは三枚で二列合わせても六枚の重なりです。現在のものが二列合わせて十枚なので半分近くに減らせる計算です。
この新パターンのラウンド札入れは制作検証の上、後日アップロードします。
ラウンドファスナーの長財布を作って見た(その2)へつづく…


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

コメント

お名前 *

ウェブサイトURL